7月8日 くもりのち晴れ
昨日、無事に八ヶ岳縦走より帰ってまいりました。
予報通り2日目は雨でしたが、ルートを変更して午前中には下山。
こちらはまた別記事にてレポートします。
今回は途中になっていた先日の奥秩父縦走2日目。
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DAY2
<行程>
27.4㎞ 行動時間8時間30分(圧縮率65%)
夜中にいろんな動物がさわがしくて
テントの中に鹿が入ってくるんじゃないかとか変な心配ばかりして
ほぼ眠れず・・・
この日の小屋の客はうち1組だけだったのでなおさら。
朝起きても雨はまだやんでいませんでした。
はじめてのテント泊、雨の撤収。
濡れたテントは重い・・・
笠取小屋ー将監峠
撤収に手間取り、スタートは6時15分。
現在、山の神土への迂回路は崩落のため通行止めということで、
唐松尾山を通る縦走路を進みます。
相変わらず視界はなし。
昨日から変わらない笹の一本道。そろそろ飽きてきた…
笹藪だった道は途中から岩の急登に変わり
雨だったので岩がすべりやすく、慎重に進みました。
7時45分、唐松尾山に到着。
山頂はこんな感じ。まあまあきつかったけど、かなり地味。
山の神土には、8時30分ごろ到着しました。
いざ、和名倉山へ
和名倉山へはこの分岐を東仙波の方に進みます。
が!
藪が高い・・・
背の高さほどもある藪がどこまでもずーーーっと続き
昨日の雨で水分をたっぷりまとった笹により全身びちょびちょ。
これがあと何キロも続くことを考えるとげんなりするし
迷いやすいルートをこの薮が高い時期に天候が不安定な中
わざわざいかなくてもいいんじゃないかと思い
安全をとって500mほど進んで断念。
和名倉山…秋にリベンジしよう。
というわけで30分ほど山の神土あたりをぐるぐるして
地図と再びにらめっこして
歩く距離と帰りのアクセスと体力と
総行程約30㎞のロングルート
さて、がんばってあるきましょうか・・・
将監峠ー雲取山
以前、将監小屋で一緒になったおじさんが言ってた。
将監小屋から雲取山のトラバースは
とにかく地味で長いんだよなー…
そうそう、将監峠から雲取山は、長いんだった。
私はCT2時間とものすごい勘違いをしていて
すぐ着くよ~!なんてへらへらしてましたが(ごめん)
実際はCT6時間。笑
同じような細いトラバースを延々と。
この木の橋は濡れるとめちゃくちゃ滑ります。
この笹の道をくだると狼平。
狼平を超えたら、三条ダルミはもうすぐ。
やっと着いた・・・
13時、雲取山に到着。
伸び放題かつ雨に濡れた笹に足をとられながら3時間半。
ここまで来るとホームに戻ってきた感じがする。
雲取山ー三峰神社
残り10㎞。あとはくだるだけ!
相方の体力が終了したため、最大限の早歩きでもくもくと歩く。
そのため写真はほぼありません。笑
(三峰の鹿は人に慣れすぎてて、なんか態度がでかい)
ようやくまともに電波が入るようになった霧藻ヶ峰にて
バスの時間を調べてなかったことに気づく。
残り4㎞。現在、15時20分。
最終のバスは、16時30分。
・・・今のペースでちんたら歩いてたら確実に間に合わない。
三峰神社から三峰口までテント泊装備を背負って走るのはまじで勘弁。
ということで
「…おっさん、急がなバスに乗り遅れるで」
こてこての三河弁で相方をせかし
激走、三峰神社vol.2をスタート。
▼vol.1はこちら
ラスト1㎞8分で山を駆け下り(遅いけどテント重くてこのペースが限界…
~途中略~
16時、三峰神社に到着。
やればできるじゃねーか…
みそポテトといちごスムージーで補給して、バスに乗車。
はじめての(ゆるふわ)テント泊は無事終了しました。
景色はなーんにも見えなかったけど
雨の森はそれはそれできれいだったし
テントも張れたし
テント泊装備でどれくらいのペースで移動できるかもわかったし
まあいろいろあったけど、総じて充実した楽しい山旅でした!
なんだかまとめがすっごく浅い気がするけど
頭と体をフルに使って楽しめた2日間だったと思います。
まだまだ山の知識やスキルは不足しすぎているけど
少しずつ勉強して、経験して、もっと山を楽しめるようになりたいな~
(わたしはどこを目指しているんだろう。笑
以上、はじめてのテント泊レポートは終了。
次は八ヶ岳縦走レポしまーす!