3月24日 晴れ
花曇りの1日。
STY前の走力強化ということで、起伏のある道を走り続ける練習
つまり峠走に行ってきました。
峠走行くときはだいたい30㎞ですが、今回はロングバージョン
脚と根性を鍛えるのにもってこいのドMコースです。
さすがにこれだけのぼると、坂も平地に見えてくるから不思議!笑
コース
全長約40㎞ 累積標高約1500m
荷物:ワンウェイのため全持ち
持ちたくない場合は、飯能駅構内のロッカーに預けるのもあり
ご覧のとおり、7割がのぼりというドMなコースレイアウト。
最高地点は30㎞地点の県民の森。
のぼってものぼってものぼりが終わらない・・・
多少のアップダウンはあるものの約15㎞地点の顔振峠からはほぼのぼりです。
峠走のルールは諸説ありますが
私の所属する東神田トレイルランニングクラブでは
「のぼりは歩かない、くだりも歩かない」
つまり・・・歩かない!
脚も心肺も根性も鍛えられるロングレース前には必須のトレーニングです。
みどころ
基本、このルートは奥武蔵グリーンラインをひたすらに進む。
同じような林道を延々と進むのみで
みどころもなにもありません!笑
ので、攻略のポイントをいくつか記しておきたいと思います。
補給
補給可能なポイントは4か所。あまり多くないです。
夏場にやったときは水が足りなくて死にそうになりました。
食料の補給は15㎞の顔振峠を過ぎるとほぼできないので
しっかり準備していくのがおすすめ。
速い人はいいけど、私の走力だと走る時間5時間+休憩で行動時間は7時間程度。
そうなると装備+お風呂セットや着替えを含め結構な荷物なので
それをふまえてロッカーの利用を検討するとよいかも。
①顔振峠(約15㎞)
茶屋がいくつかあります。自販機もあります。
食料、水分の両方が補給できる唯一のポイント。
トイレの利用は茶屋利用者のみ、としているお店もありますので
マナーを守って使用しましょう。
今回は奥の富士見茶屋でおしるこを食べました。
②高山不動(約20㎞)
コース上にはありませんが、お堂の方に少しだけトレイルをくだると自販機があります。
今回は利用していないのですが、冬季は利用停止になっているかもしれません。
自販機の横にトイレあります。
③刈場坂峠(約26㎞)
春~秋は15時くらいまでワゴンのおじさんがいます。
ホットコーヒーやカップ麺も買えます。
少々割高ですが、やっぱり温かいものは生き返る!
④県民の森(約30㎞)
コースを外れて資料館の方に行くと、自販機とトイレがあります。
冬季は凍結のため利用停止でしたので、ご注意ください。
ペース配分
走力のある人には関係ない話だけど、とにかく後半ののぼりが長い。
だらだらと長い長いのぼりが続きます。
前半の北向地蔵から顔振峠まではアップダウンの繰り返しで
気持ちよくくだれる区間もありますが
ここで調子に乗るとあとで痛い目を見ます。
(秩父まで行っても変わらないくらいの距離を走ることになります)
一緒に行った友人が途中で脚が終わり難儀してました・・・
はじめて行く場合は、前半抑えめに脚を残しておきましょう。
県民の森から秩父まではのぼり返しもなく一気に1000m弱をくだります。
武甲山が目の前に見えると、ここまで走ってきたんだ~と感動!
途中分岐しますが、丸山林道を進んだ方がわかりやすかったです。
このコースは奥武蔵ウルトラマラソンのコースにもなっていて
峠好きのランナーがたくさんいました。
みなさん峠好きとあってそこそこの傾斜も軽々と走っていくので
とっても刺激になりますよ~