7月7日 雨のちくもり
奥秩父、はじめてのテント泊。
今回もいつものとおり珍道中・・・
まあまあいろいろありましたので記録のためにレポします。
奥秩父、テント泊デビューにはとてもよいと思います。
小屋もそこそこあるし、どこも整備されていてテントも張りやすい。
この時期はちょっと藪が深めですが…苔がとてもきれい!
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▼残雪期のレポはこちら
DAY1
<行程>
16.8㎞ 行動時間6時間30分(圧縮率59%)
スタートは10時。
甲府駅にて夜叉神峠行きのバスが運休と知り
今から行けるテントが張れる山・・・と
頭をフル回転で考えた結果、行きついた答えが「奥秩父主脈縦走」
上記のレポにもあるとおり、昨年の5月に残雪の中を必死で歩いた縦走路。
体力も走力も山レベルも上がった今なら
もう少し余裕もって歩けるんじゃないかと
登山指数Cだけどアルプスより標高も低いから何とか歩けるんじゃないかと
そんな経緯で今回のルートが決まりました。
即決で塩山に移動。
電車の中で地図とにらめっこして
ゆるふわテント泊にちょうどよさそうな
適度に登山して気持ちよくテント張ってのんびり~的なルートを探した結果
ひらめいた。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳にのぼって、
せっかくだから行きたかった和名倉山を経由して秩父湖に降りよう!!!(キラキラ)
え、それ何時間かかんの?何キロあんの?
おーい、ゆるふわテント泊はどこ行ったー…
白い目で見る相方をよそに
甲武信ヶ岳と和名倉山に行きたい!!とわくわく、キラキラなわたし。
そんなこんなで50㎞D+4200mのガチ山練がスタート。
西沢渓谷ー破風山避難小屋
西沢渓谷行きのバスには4組ほど。
乾徳山登山口で2組降り、西沢渓谷で降りたのは2組。
そりゃ、こんな天気の日にわざわざ山行かないよね。
甲武信ヶ岳までは徳ちゃん新道を使いました。
とても整備されていて歩きやすい。
2000mを超えると、シャクナゲがたくさん咲いていました。
甲武信ヶ岳への分岐には12時30分ごろ到着。約2時間30分。
のぼりは得意なので比較的CTも短縮。
甲武信ヶ岳まで行こうと思っていたけど
稜線の風が爆風だったのと雨も強くなってきたので断念。
そのまま縦走路を雁坂峠方面に進みました。
シャクナゲがとってもきれい。
ガスがすごくて視界はほぼなし。
ずっとこんな感じ。
だけど、雨で笹や苔がキラキラしてこれはこれで美しい。
破風山避難小屋には13時20分到着。いいペース。
破風山避難小屋ー雁坂峠
昼から登山指数はBになってたけど
お天気はいっこうにかわらず。ガスは濃くなるばかり。
これはこれで雰囲気がよくてきれいなんだけど、ずっとこの景色。
視界は10mくらい?さすがにちょっと飽きてきた。
風が強くて、ちょっと寒かった。
止まると寒いので、だまってもくもくと歩く。
というか、風が強すぎて、お互いの声が聞こえない。笑
15時15分、雁坂峠に到着。
雁坂峠-笠取小屋
お天気は回復せず。むしろ雨も風も強くなる。
なんの修行だよ・・・と思いながらもくもくと歩く。
このレポ、意味あるのか?笑
もはや靴も靴下もびちょびちょ。
ウェアも汗か雨かよくわからない。
景色も見えないので、はやく小屋に着きたい一心でスピードアップ。
このあたりから相方がちぎられはじめる。笑
振り返ったらいなくて、ロストしたかと何度焦ったことか。
雁峠には16時30分到着。
整備された小道を走ってくだって
笠取小屋に16時50分到着。
修行のような1日目が終わりました。笑
ぜんぜんレポートになってなーい!!!
DAY1 まとめ
これから奥秩父を歩きたいと思って読んでくださったみなさまには
なんの参考にもならないレポートで大変恐縮ですが・・・
1日目は荒天の中を歩く練習として非常に有意義な時間となりました。
まず、雨風に当たるととにかく寒い。
気温+風の強さ+雨でウェアリングを考えることの大切さを学びました。
稜線上はさえぎるものがなく、当たり前だけど容赦なく風雨にさらされる。
この日はグローブを忘れたので手先がどんどん冷えていったけど
がんばって歩く+食べ続けることで体温低下を防げたのはよかったかな。
次に生かしたいのは、靴下の替えを持っていくこと。
小屋のおっちゃんがいい人すぎて
靴下も靴も乾燥させてくれたのでよかったけど
(この日の客が私たちしかいなかったからお湯も使い放題w)
びちょびちょの靴下を2日目も履くのはつらいし、マメのリスクも上がる。
あと、足先が濡れてると、冷えて寒い。
雨のレース対策で、いろいろ勉強になりました。
何事もないように頭も体もフル回転で挑んだ1日目。
成長も課題もたくさん見えた。
景色はなーんにも見えなかったけど、なんの修行かと思ったけど、
収穫はたくさん。
明日は念願の和名倉山!!
DAY2に続く・・・