じわじわとくる達成感
2日経ってもやっぱり30時間も動き続けられた自分が信じられない
なぜあんなにテンションが高かったのかも不思議。
ということで、
レースを今回の成功要因とともに振り返ってみたいと思います。
まずはNorthステージから。
Northステージ①
序盤の戦略はとにかくマイペースで。
誰と競うわけでもなく自分との戦いなので
いつもは抜かれるとなにくそと思って
ついペースを上げたりするけど、それもなし。
(離されてもあわてない)
それによりA1くぬぎ村体験交流館の通過は
後ろから10人目くらい、ほぼ最後尾。
まぁでもゴールできれば順位はなんでもよいので
ここで無理にペースアップをしなかったのは
あの暑さの中で正解。
全行程の中でいちばん暑さがこたえたのは
Northの前半、慈光寺までのロードののぼり
照りつける日差しがきつくて、わりと消耗した。
ここでの水分と塩分の補給がうまくいったのは
まず1つ目の成功要因。
(慈光寺まで最後の階段。角度が異常)
水分と塩分の補給
塩分補給って軽視しやすいですが
実はエネルギー補給より大切だそうで。
「ハンガーノックは補給で復活できるけど
塩分不足による低ナトリウム血症は復活不可能」だと。
(ベスパ齋藤氏より)
それを知ってからは塩は必需品。
塩熱サプリもいいんですが
コスパ的にも塩タブレットが絶対に優秀。こいつ。ちょっとでかい塩。
なぜかというと、以下の重大なことに気づいたのです。…
理論上は
失われた水分量×0.3〜0.9%(汗の塩分濃度)=失われた塩分量
なので、500mlの汗をかいたら
水500mlと塩1.5〜4.5gの補給が必要。
で、塩熱サプリ100g中には塩2.75gだそうで
塩熱サプリは1袋あたりは24粒(30g)なので
ん?
500mlの水に対して塩熱サプリ1袋以上(!)
そんな食えんわ。笑
というわけです。
100kmともなると塩熱サプリ10袋くらいいるんじゃ・・・
これに気づいて塩に変えてからは脱水やトイレが近いといった
水分に関するトラブルがほぼなくなりました。
今回もこの気温にもかかわらず
各エイド間で水約1リットルであまるくらい。
水足りない事件もなく
トイレを探し求めることもなかった。
(レース中にトイレ3回しか言ってない)
脱水になりかけて水をがぶ飲みすると必ず下痢するので・・・
みなさまもぜひおためしを。コスパも最高!
(これ1箱で100kmなら2~3回分いけるんじゃないかな)
そんなこんなでトラブルなく4分の1が終了し、Northの核心部に突入。
試走のときに苦戦した笠山と
うんざりするほど続く峠越えに挑むんですが
ここからかねてから練習してきた「いい姿勢」がフィーバーして
怒涛の追い上げを見せることになります。笑
つづきは③ー効率のよい動き編にて
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①ーまとめ編