9月20日 晴れ
4連休、新穂高ー室堂あたりの縦走をしようと思っていたけど
お天気がどうも微妙そうだったので縦走は断念。
けどやっぱりアルプスに行きたい!ということで
こちらも念願だった後立山連峰に行ってきました。
白馬に宿をとって1泊2日。
百名山2座のピークハント式での山行です。
テントが予約制だから最近はもっぱらこのスタイル。
行程
連休だったので早朝にスタートできるように前泊で。
バスタ新宿から白馬へバスが出ているので楽ちんです。
白馬五竜まで約5時間。
五竜のゴンドラ乗り場のすぐ近くのペンションに泊まりました。
このあたり、コンビニなどほぼないので注意。
ルートはエスカルプラザからゴンドラで上がり、五竜岳から唐松岳を縦走。
そのまま八方に降りてリフトで下山する
山猿家に似つかわしくない文明の利器を最大限に活用したルート。
たまにはこういうのもいいよね?
▼GPSログはこちら
距離:約20㎞
CT:13時間50分
実質行動時間:6時間45分(圧縮率48%)
エスカルプラザ(7時30分)
今回のスタートはこちらのゴンドラ乗り場。
グリーンシーズンは週末のみ早朝運転をしています。
7時半の始発に乗車。登山客でにぎわっていました。
このあたりは小さいとき、よくスキーしにきたな~
さすが文明の利器だけあってあっというまにアルプス平へ。
ここからもう1本リフトに乗ります。
乗らなくっても歩いて1㎞ないくらいですが、せっかくだし。
(歩いたほうが早かったかも?)
リフトを降りたらようやく登山口。8時過ぎに登山開始しました。
五竜山荘(10時20分)
アルプス平から2時間20分。
あれ?ここコースタイム5時間以上じゃ…
標高差はそれなりにありますが、遠見尾根は比較的歩きやすい。
西遠見山まではなだらかなアップダウンで徐々に標高を上げます。
最後にはしごと鎖場が出てくるのでここは慎重に。
ちょっと高度感あるかな?
この辺から左手に五竜岳がばーんと見えるので
見とれて足を踏みはずさないように注意!
五竜岳の由来は、山肌に見える雪渓が武田の御陵の形に見えることからだそう。
なので五竜山荘も御陵のモチーフが描かれているんですよ~
ここまで来たら、山頂はもうすぐ。
五竜岳(11時10分)
五竜山荘から山頂までは30分ほど。
荷物をデポしてピストンしてもOK。
ただし、それなりの岩稜帯なのでヘルメットがあった方が安心かもしれません。
ポールも途中からしまいましょう。
こんな感じ。一気に500m標高を上げます。
なかなか高度感があっておもしろい!
そして異次元の絶景。
この日は大当たりで、白馬岳までぜーんぶ見えました。
今年はなぜか週末に雨が多いからこの日の天気は素晴らしかったな~
唐松岳頂上山荘(13時30分)
・・・のはずだったけど、この区間意外とタフ。
前半は表銀座のような歩きやすい道でぐっと標高を下げます。
ずっとこんなんだったらいいのに。
後半は左側が切れ落ちた岩稜帯を登り返していきます。
通称「牛首」と呼ばれる難所。
逆側から来たらちょっと難儀だな~
五竜岳側から行くとのぼりになるので、
足場を確認しながら慎重にいけば問題ないです。
1か所、足ふみはずしたらここまずいな~という場所がありましたが…
鎖もしっかりついているので、焦らなければ大丈夫。
唐松岳(14時)
頂上山荘から唐松岳は目と鼻の先!
ここ、中学校の林間学校?で来たんだよね。
そのときは八方のリフトから上がったんだけど
中学生でここまで登ってくるって今考えるとすごい。
引率してくれてた先生が大変だっただろうな~。
さすがアルプス入門編の山。
八方からのぼれば難所もないし、人気な理由がわかる。
北の方を見れば不帰の剣。
いや、間近で見ると改めて超かっこいい。
やっぱり岩稜帯好きだ。
いつか鹿島槍から白馬まで全部通しで歩いてみたい。
八方リフト乗り場(16時)
のんびりしてたら意外と時間が経ってしまったので急いで下山。
リフトの最終が16時40分なので注意!
いちおうリフト逃しても自力で降りる方法はあるけど
15㎞くらい林道を走らされることになります…。
途中に八方池という絶景ポイントがあります。
ここから見る不帰もまた美しい。
リフト2本とゴンドラ1本を乗り継いで、八方へ。
このコースめちゃくちゃいいな~(ゴンドラが高いけど)
下山後は白馬駅近くの温泉、みみずくの湯へ。
この日は今年いちばんくらいの天気に恵まれて
後立山連峰の絶景を拝むことができました。
五竜岳、地味だな~って思ってたけど全然そんなことなくて(失礼)
むしろ超いい!日帰りだとちょっと行程がタフなので
五竜山荘にとまってゆっくり景色を楽しむのもいいかも。
2日目は白馬岳アタックします!
つづく