亀さんランナー100マイラーへの道

亀さんランナーが走ることについてあれこれ考える日記

サブ3.5プロジェクト始動!

ひょんなことからサブ3.5プロジェクトが立ち上がりました。

マフェトンをはじめて10ヶ月。

レーニングの原則からすると「特異性の法則」というのがあるので

マフェトンでそもそもスピードが強化できるわけではない。

脂質代謝は明らかに上がった気がするけど今の感じだとスピードが頭打ち。

なんか現状打破できる方法ないかな~なんて思ってたところ

「KOUMIペーサーのお礼に、サブ3.5プロジェクトやろうよ!」

とこの方に言われ…

otokonodiet.hatenablog.com

完全にノリと勢いでやるって決めたわけだけど

言いようもない不安に襲われている。笑

うまくいかなくても死ぬわけじゃないし

チャレンジするプロセスで得られる何かが必ずあると信じてやるわけだけど。

なんか、自分の殻をやぶるわりと大きなチャレンジになるんじゃないかって思ってる。

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(2018年静岡。そういえばネム様との出会いはこの大会でした)

だから、ありがたくこのチャンスに乗っかろうと思う。

ということで、ここ数日考えたこと書き残しておきます。

走りはじめたのは走るのが遅かったから

ランニングを始めたきっかけはなんですか?よく聞かれるこの質問。

いつもぬるっと答えていたけど、実は私が走り始めたのには明確な理由があるんです。

「走るのが遅かったから」

そう、だから走るのが遅いということは、実はとてつもないコンプレックス。

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(撃沈した2019年高知龍馬マラソン

今でこそ亀さんランナーとして、ある種のキャラを確立できたわけですが

ほんとは、私だって速く走れるようになりたい。

心の底ではいつもそう思ってる。

走ると決めた日

ご存知の方もいると思いますが、高校生まで私は競泳一筋でやってきました。

えら呼吸できるんじゃないの?と言われるくらい

県大会の決勝に残れるかどうか、くらいの実績はあった(と記憶してます)。

けど、あと一歩がどうしても伸びなくて、高校2年生のときにトライアスロンに転向。

(あんまりこの辺の話はしたことがないのですが)

そこまでの過程にはいろいろあったけど、そこは割愛。

そのときは走るのが超嫌いで、

駅伝の選手に選ばれたりもしたけど別に速いわけでもないし(人が足りないだけ)

足が痛いことにして途中で離脱したり。

お腹が痛いとか理由をつけて、練習を休んでみたり。

泳ぐことが大好きで、陸上での運動が本気で嫌いだったな~

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(スイマー時代の写真蔵出し!)

そんな私がちゃんと走る練習をしようと決意した日。

▼日本ジュニアトライアスロン選手権 長良川大会(2004年)

https://archive.jtu.or.jp/news/040802-4.pdf

リザルトを見てわかるように(旧姓は内藤です)全然戦えませんでした。

バイクもだけど、特にラン。

一生懸命走ってるのに、前を走る選手はどんどん遠くなり

子供ながらにとても悔しかったのを覚えています。

「ちゃんと走る練習しよう」

そう決めて、それから半べそかきながら近所のトラックで練習しました。

どんな練習したかあんまり覚えてないけど、インターバルとかペース走とか

高校生のトライアスロンはランが5㎞だから、スピード系の練習だった気がする。

でも、まもなく大学受験の準備がはじまりせっかく始めた練習も中途半端になり

走るのもやめてしまいました。

けっきょく、走るのが嫌いなのは克服できず。

なぜ、また走るのか

もう競技なんてするものか!とゆるふわなサークルに逃げた大学時代ですが

大学を卒業して、社会人になってまた走り始めることになります。

「いつかアイアンマンになりたい」

どこかであの日見たトップ選手のかっこよさが忘れられなくて。

オリンピックディスタンスじゃなくてアイアンマンっていうのは

競技とかそういうのじゃなくて、

単純に自分との戦いっていうところにも惹かれたのかもしれない。

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(2014年川崎港。初めてオリンピックディスタンス完走。3時間7分。めっちゃ髪の毛長い!笑)

いまは山やトレランに夢中だけど

自分の限界にチャレンジして、まだ見ぬ世界を見てみたいという気持ちは

そのころからずっと変わってないんだな~。

この気持ちは私の原点でもあります。

ひとつだけ逃げてきたこと

だけどずっと心にひっかかっていることが1つだけ。

「速く走ることから、逃げてる自分がいる」

走るのが遅いってのは、もしかしたら思い込みなのかもしれないけど

なにかにつけて走ることに対して失敗体験が多くて

チャレンジするのが怖くて、正直ずっと逃げてきた。

速く走るのは自分には無理なんだって、決めつけてきたのかも。

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(初マラソンの湘南国際。闇歴史なので封印してたけど関門アウトでDNF。コンプレックスに拍車をかけた)

そう考えたら、このチャレンジは自分にとって

それなりに大きなチャレンジなんだって気づいた。

だからこそ、一歩踏み出すのは、ちょっとこわい。

やれば、できる

振り返ってみれば、ここまでたくさんのチャレンジをしてきて

ムリなんじゃないのってこともやり遂げてきたなぁ…

過去の自分の記事を読んでいたら、めっちゃいいこと書いてた自分。笑

www.getready-getset.com

頑張ってもやっぱりダメなんじゃないかっていう不安もあるけど

そんなのやってみなきゃわからないじゃない、とも思う。

だから今までずっと逃げてきたこと、ここでちゃんと向き合ってみようと思う。

今なら大丈夫だよって背中を押してくれる人もたくさんいるし。 

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(2018年富山。この時からPBは更新できてない)

ターゲットは2月7日。

4ヶ月後、どんな自分に出会えるのか、楽しみにがんばろうと思います。

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※マフェトンの効果検証も、近いうちにアップします!