9月7日 晴れ
登山日和の素晴らしいお天気の中、
▼まとめはこちら
行程
1日目は天空の稜線を歩いて、仙塩尾根を通って両俣小屋まで。
DAY1 広河原ー八本歯のコルー北岳ー間ノ岳ー三峰岳ー両俣小屋
約18㎞ 実質行動時間6時間50分(圧縮率57%)
スタート(9時)
甲府発の始発に乗り、広河原まで。
ここのところ雨や台風ばかりだったので、お天気がよくてご機嫌な3人
このつり橋を渡ると、北岳への登山道のはじまり。
北岳へは、八本歯のコルを通るルートを選択しました。
(※台風の影響で、登山道の状況が変わっています。行かれる際は事前に最新の情報を必ずご確認ください。)
ぐぐっと標高を上げますが、景色が目まぐるしく変わるので飽きません。
これはまだ分岐の手前。いつもの通りマイペースで若干置いていかれている人。
分岐からコルまではガレ場の急登になります。
登山者も多い人気ルートなので、落石を起こさないように注意。
はしごも多く、すれ違い時には注意しましょう!ポールはしまった方がよいです。
八本歯のコル(12時)
コルからは、これから歩く天空の稜線が!
遠くには北岳山荘。まさに絶景とはこのこと。
遠くには富士山も見えました!
気持ちがよくて長居したくなりますが、山頂はまだ先。
コルからのぼること標高差約400m。
あのてっぺんが北岳です。
北岳山頂(13時)
もくもくとのぼること50分ほど。
3000mを超えると、酸素が薄くて足が重い!
けど、男性2人をぶっちぎって、山頂に一番乗り~
標高差は2000m以上あるので、一気にのぼるとそれなりにきついです。
さすが、日本2位の山というだけあって、山頂はにぎわっていました。
今日の行程はまだ半分も行っていないので先に進みます。
ここからはお待ちかねの、天空の稜線!!!
この、見えてる山をずーーーっと向こうまで歩きます。
たいらで歩きやすい道に見えるけど、
北アルプスの表銀座とかと違ってそれなりにアップダウンあります。
間ノ岳まで、標高差100mほどの小さな(小さくない)ピークをいくつも超えていく。
これは無双モードタイム。
時間がないと気づいて、スピードアップしてるところ。
必死でついてくる男性陣2名…
見えてるピークが間ノ岳。
男性2人をまたもやぶっちぎって歩く人。
なんでもない小ピークでは休みたくない派です。笑
間ノ岳(15時)
かなり集中して歩いて、CT50%ぎり!
間ノ岳に到着~
北岳とほぼ標高は同じですが、アップダウンがそれなりにあってなかなかタフでした。
後ろに見えるのが北岳。
こっち側からみるととんがっていてカッコいい。
ここからは三峰岳を目指して、反対側に見える仙塩尾根に乗り換えます。
今日のお宿はまだまだ先…
これが仙塩尾根。
三峰岳から仙丈ケ岳方面を見た景色です。
さっきの天空の稜線も素敵だったけど、
個人的には原生林が残っているこっちの尾根の方が好きだな~
でも、見た目のわりにかなりタフなのが仙塩尾根。
見えている尾根筋をほぼそのままたどります。
来た道を振り返るとこんな感じ。
くだり基調ですが、くだりもそれなりに急勾配で難儀しました。
ぐぐっと標高を下げて森林限界以下に。
途中からこんな気持ちのよい森歩きに変わります。
あと1時間40分って書いてますね(汗)
そう、森歩きが意外と長いのです…
それに加えてくだりが苦手なので時間がかかってしまいました。
必死に歩くこと約2時間。
なんとか日暮れ前、17時30分に両俣小屋に到着。
もう少し余裕をもって小屋に到着する予定でしたが…
絶景すぎて、写真を撮りまくってたら時間がかかってしまいました。
お天気に恵まれて、感謝です。
1日目はのぼりCT40~50%、くだり70%くらいだったかな?
高度感のある急なくだりが多かったので慎重に進みました。
南アルプスは1つ1つの山が大きくて、タフ。
その分、見える景色はダイナミックで素晴らしいです。
2日目もお天気になることを祈って。
(2日目に続く)