4月7日 くもりのち晴れ
さて、いよいよ再来週にせまったSTY
夜な夜なUTMFのDVDを見て気持ちを高めております。
テーマソングが夢に出てくる・・・
92㎞ 20時間
距離が伸びたのに制限時間は変わらないという
亀さんランナーには厳しい条件ですが、
なんとかゴールまでたどりつけるように準備しようと思います。
ということで、一番の難所である天子山地だけは試走してきました。
試走に行けなかった方のためにも
ちょっとだけコースの状況をお伝えしたいと思います。
走ってきたのはこの区間。
約30㎞ 休憩時間を除くと行動時間は約5時間でした。
遅い選手で7時間の想定なので、関門通過はなんとかなりそう。
コースの難所① 天子ヶ岳~熊森山
白糸の滝から天子ヶ岳の山頂までは高低差約800m
天子ヶ岳ののぼりがきついよ!
と事前情報で聞いていたので覚悟して挑みましたが
ここは思っていたよりも楽にクリアできました。
途中からつづらになり、壁のようなのぼりに見えますが
そこまで長くないのでなんとかなると思います。
問題はそのあと・・・
天子ヶ岳から天狗岳、熊森山への稜線の方が全然きつい。
小刻みなアップダウンに加え、両側が切れていたり足場が悪かったりで集中力が必要。
とどめに熊森山直下に急登があり、みんな泣かされました。
(わたしへらへらしてるけど。みんな悲壮感MAXでした。笑)
最後一気に150mくらい上がるのかな?
このあたりから日が落ちるので試走しておいて正解。
あとどれくらいアップダウンしたら終わりが来るのか・・・
知らないと心が折れそうです。
コースの難所② 熊森山からのくだり
くだりが苦手すぎる私にはここが非常につらかった。
熊森山直下のくだりは、急な上にガレていて浮石も多くて危険。
夜間ということを考えるとボリュームゾーンでは渋滞しそうな予感。
安全第一でゆっくり慎重にくだるしかないけど
UTMFのトップ選手が追い付いてくるのもこの辺だからちょっと心配だなぁ…
試走中も上から人が落ちてきました。(笑えない)
猪ノ頭峠から林道までのくだりは、崖です。笑
これは試走用のルートですが本番のルートもほぼ同じ感じかと。
たぶん渋滞作ります、ごめんなさい。先に謝っておこう・・・
攻略ポイント① ペースメイク
麓までで約50㎞。
完走へのポイントはここまでのペースメイクになりそう。
富士宮までは下り基調の林道orロードなので飛ばしたくなるけど
まわりにつられずマイペースで。
事前に自分で設定したペースを忠実に守って
まわりに大量に抜かれても焦らないこと。(きっと後で大量に抜かせる)
ここで脚を使いすぎると、天子山地のアップダウンがつらい。
あとは、熊森山からのロードのくだりで調子乗らないこと!!
速い人たちについていってキロ5で飛ばしたら脚おわった・・・(そりゃそうだ
くだりきってから、あと40㎞あるからね。
攻略ポイント② トイレ問題
これけっこう重要。
富士宮からは天子山地を下りるまでトイレがありません。
5時間ほど、トイレに行けません。
この日もトイレ目指してみんなでロードを激走することになりました・・・
(トイレ目指してダッシュ、の図)
塩分・水分摂取をマネジメントすることと
ちょっとでも心配なら富士宮でトイレに行っておくことをおすすめします。
攻略ポイント③ メンタル
折れないココロ。
今回のSTYはほぼ夜間走。
せっかくの富士山をほぼおがめないままゴールします。
だから、心の中に富士山を焼きつけて
ここからはこんな富士山が見れるんだ・・・
と唱えながらメンタルをたもとう。
うん。そうだ、そうしよう。
いよいよ感が出てきました。
追い込んだトレーニングももう終わり。
ここから2週間は疲労抜きとコンディショニングに努めるとともに
レースプラン、装備チェックなどなど
できる準備をしてできるだけいい状態でスタートに立ちたい。
参加される方、楽しみましょうね!
(ボラの方も見かけたら声かけていただけるとうれしいです★)