亀さんランナー100マイラーへの道

亀さんランナーが走ることについてあれこれ考える日記

【レースレポート】FTR100(2018)ー前編ー

FTRからはや1ヶ月。。

珍しくレース後の免疫力低下により風邪をひきまくってますが

昨日から一足はやい冬休みに入りました。

ようやくいろいろ落ち着いたので

今回もなかなかの珍道中だったレースの様子を

時系列にレポートまとめてみようと思います。

▼まとめはこちら

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前編はA6飯能中央公園まで。

飯能アルプスに心折れまくりだったけど

こうやって見ると目標タイムとほぼ同じくらいで進めている。

(後半のぐだぐだっぷりがハンパないけど)

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スタートーA1

スタートは5時。

ちゃんぷ練からも多くのメンバーでスタート前に集合。

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みんなの無事を祈って。

だいたい予定が同じだから途中で会うかもね!と言っていたMさんは

会心のレースで超速でゴールしたため

結局レース中1回も会わなかった。笑

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ブログ仲間のTさんとも1年ぶりの再会。

仲間がいると、レース前の緊張もやわらぐ。

わちゃわちゃしているうちにあっという間にスタート。

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100kの長い旅のはじまり。

S-A1

A1まではほぼロード。

途中里山に入るタイミングで少し渋滞したけど

そこまで長く止まることなくスムーズだった。

まだまだ序盤。

心拍数を上げないように、大量に抜かれても気にしない。

A1-A2

A1には80分くらいで着いた。ほぼ予定通り。

生姜入りのおにぎりとなめこ汁をいただいて、ここから始まる山岳パートに備える。

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(これは試走のときのやつ)

A2までは二子山、焼山、武川岳、大持山の肩とたくさんのピークを越えていく。

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(太ももがたくましすぎる・・・)

試走したかいもあってかあんまりきつく感じなかった。

A1からA2までは4時間ちょっと。試走よりもはやいペース。

やっぱりどれくらいのぼるのか、路面はどんな感じか、

事前に知っているだけで精神的にはかなり楽。

それでもこの区間は時間を勘違いしていて(計算間違えた?)

タイムテーブルからは20分ほどのビハインド…

けっこう頑張って走ったけど!なんで?!と若干パニック。

急いで補給してすぐにエイドを出る。

A2-A3

ここからは名栗の向かって長い長いくだり。

試走のときは100万回くらいため息ついて、ブツブツ言いながらおりたけど

A3にはサポーターが待っていてくれたので

ビハインド分を取り戻さなきゃ!と集中して走ったらあんがいすぐに着いた。

20分のビハインドを取り戻すどころか15分巻いて到着。

なんだ、本気出せばくだりちゃんと走れるじゃん。

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A3にはサポーターのKさんとそのご友人が待っていてくれた。

Kさんとはなんと二度目のご対面。

にもかかわらずサポートを買って出てくださり

ごみ捨てから水の補給から、何から何まで全部やってもらって

ほんとありがたい!!この御恩はどこかで返さねば…

塩にぎりと温かいミルクティを用意してくれていて

疲れが一気に吹きとんだ。

A3-A4

ここは唯一試走できなかった区間

名栗からロードで3㎞ほどのぼり、竹寺を経由して子の権現まで。

トレイル区間はいよいよ飯能アルプス…!というにおいがプンプン漂う

絶妙なアップダウンの繰り返し。

名栗まででそれなりに消耗していたのでけっこう脚にきた。

それでもほぼ予定通り、14時50分ごろ子の権現に到着。

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(オールスポーツさん。躍動感あるようで、よく見ると両足地面についているw)

ここでちゃんぷ練のTさんに追いついた。

知り合いに会うとやっぱり気持ちが楽になる。

Tさんもそれなりに消耗しているようで、お互いに励ましあってエイドを後にした。

A4-A5

魔の飯能アルプスに突入。

自分の中で文句は言わないお約束だったけど、無理だった・・・

残念。まだまだメンタル弱いー…

スルギを超えたあたりから飽きはじめ、気持ちが折れた。

ロングレースのメンタルの保ち方はいまだによくわからないけど

心をざわつかせないことが大事、ということは少しずつわかってきた。

いろいろあるけど、いちいち気にしない。

相方がもたもたしてても、苦手な路面でも、コンディションが悪くても

事実をそっと受け入れて、そこに対して感情をゆさぶらないこと。

言葉で表すのは簡単だけど、とっても難しい。 

苦手な急なくだりにブツブツが止まらなかったし

しまいには相方が「日本百名山」のテーマソングを大声で歌いだして

耳障りすぎてキレた。笑

あぁ、相方にキレないことも、未達成なり。

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明るいうちに天覚山ループを終えたかったけど

東吾野におりる途中で日が暮れた。

A5-A6

東吾野では北島良子さんが元気いっぱいに迎えてくれた。

四里餅やフルーツなどをたくさん補給して、ちょっと回復。

やっぱり食べると元気になる。

東峠を過ぎたあたりから相方が飯能アルプスに飽きはじめた。

ブツブツ言っているのを聞こえなかったことにして進む。

そうそう、心をざわつかせないことが、大事。

あと何キロ、あと何キロ、とチェックポイントごとの距離をカウントダウンして

相方に言い聞かせながら、自分にも言い聞かせながら。

永田入口まで来たらサポーターの待つ飯能中央公園もうはすぐそこ。

19時46分、予定より30分遅れでA6に到着。

子の権現から、全然距離が減らなくて苦しかった。

飯能アルプス、おそるべし。

前半まとめ

100㎞クラスのレースを何本か経験して、長い距離をどうやって攻略したらいいか

少しずつだけど自分のスタイルが見えてきた。

今回の学びはこの2つ

誰かのためなら頑張れる

サポーターと一緒に走るの存在はとっても心強かった。

STYのときもそうだったけど、

待っている誰かがいると何としてもそこまでいかなきゃと思うし

一緒に戦っている仲間がいると、簡単に折れたらだめだって思える。

何があっても心をざわつかせないこと

道中いろいろあるけど、いちいち反応しないこと。感情をゆさぶらないこと。

1人でもいろいろあるのに、2人で走っていたら2倍いろいろある。

我慢してなんとかなることも、どうしようもないことも

いったん事実をそっと受け止める。

で、冷静に、でもポジティブに、そのときできる最善の対策をとる。

これはメンタル弱くてまだまだうまくできないことの方が多いんだけども。

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飯能中央公園ではサポーターが用意してくれたどん兵衛と甘酒を補給。

チーズとおかゆとカフェイン入りのジェルも摂った。

とにかくたくさん食べてエネルギーチャージ完了。

仲間からのメッセンジャーを確認して

折れかけた心も立て直すことができた。

さて、残り48㎞。どこまで粘れるか。

ここから得意の夜間パートがはじまります。

 

▼後編につづく

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