4月30日 晴れ
ご無沙汰しております。
前回の記事は2月の3週目のレポートだって…
なんだかんだ忙しくて平日走れない→週末どか走りをやってると更新が滞るね、、
毎週、きちんと週報上げているみなさん本当にすごい。
・・・とまあ、前置きはこのくらいにして。
今年のGWは大峰奥駆道をテント背負ってスルーハイクする予定だったんだけれども
世の中がこんな感じなので県境を越えないで縦走するにはって考えたあげく
思いついたのがこれ
「西東京ぐるり100」
かわいらしい名前だけど、やってみたら全然コースかわいくないし
なんなら気軽に行きすぎて若干後悔した。笑
もしかしたらやってみたいっていう変わった人もいると思うので
レポートしておきたいと思います!
前編はルートや装備について。
コース
散々迷ったあげく、今回は反時計回りにしました。
青梅→榎峠→棒ノ折→日向沢の峰→雲取山→鴨沢→三頭山→醍醐峠→和田峠→陣馬山→高尾山口
全長:約100㎞ 累積標高:約7900m(ヤマレコ調べ)
補給:自販機1か所(鴨沢バス停)、和田峠以降の高尾縦走路に茶屋あり
荷物:全持ち
最初に言っておきますが、このコースは気軽に行ってはだめです。笑
水場、食料の補給ポイントが非常に少ないだけでなく
2000m近い稜線を長時間歩きます。
有人の営業小屋は雲取山荘のみ。通過の時間によっては利用不可。
固形物の補給は、80㎞過ぎの陣馬山までできません。
前半は特に電波もほとんどありません!
トレランの気分で行くと危なすぎるので
十分な情報収集と、スキルや体力に応じた装備で行かれてくださいね!!
(死ぬほど長い長沢背稜。この道作った人尊敬するわ…)
CT52時間ほどのところ、行動時間は28時間くらい。
雲取山頂避難小屋で4時間ほどビバークしました。(寒くて寝れなかったけど)
もう少しまけるかと思ったけど、後半かなりペースダウン…
三頭山~醍醐丸のアップダウンが超絶きついけど
後半にメジャーな陣馬~高尾を持ってくる反時計回りが正解だと思います。
(後半に長沢背稜があるとノイローゼになりそう)
全体を通じてマイナールートが多く、静かな山を楽しめます。
でも、何回かに分けた方が楽しいかもしれません!w
装備
今回の装備はこちら。
(ツエルトと火器は共同装備。結局ツエルト使わなかったけど)
何かあったときのために2人用のツエルトとシュラフ&マット、火器含めて
ビバーク装備をフルで用意。
ベースウェイトで4.5㎏。
これに2日分の食料と水1.5Lなので、6㎏強。まあまあ重かったぜ…
これらを無理やり20Lのザックにつめこんで…(入り切っていない)
(肩が痛すぎて悶絶)
あとで後悔したけど、このくらいの荷物量だったら
おとなしく25Lのエピックにすればよかったなと。
20Lだとコンパクトになるので機動力は上がるけど
荷重が全部肩にくるから後半肩が痛すぎてつらかったです。
これは次回にむけての教訓。ザックの選択も難しい・・・
ウェアなど
基本ウェアはすべてOnで。
(蕎麦粒山からの眺め。おやつが収まりきっていないので外付けw)
雨が降ったときのためにレインはノローナのフォルケティンジャケット。
防寒にも使えるので縦走のときは必ずゴアテックスのものを1つ持っていきます。
シューズは一部走れそうな区間もあることからCloudventureを選択しました。
(結果的に荷物の重さに脚が負けてほぼ走れなかった)
2000m以上のときはアッパーの強度があるWaterproofのモデルを選ぶことが多いけど
今回はCloudventureで正解!
軽いし、アッパーが柔らかくノーストレスなので足のトラブルはありませんでした。
機能性だけじゃなくてテンション上がるカラーが素敵すぎるから見てみて!
あと、今回から投入したファイントラックのインナーが案外よくて
けっこう汗かいたけど快適に過ごせました!
女子のみなさんぜひ試してみてほしい。こちら↓
ドライレイヤーも改良されていて使い心地よかったです↓
だいぶいろいろ使ってみてお気に入りの物たちが決まってきたので
あんまりミスなくチョイスできるようになってきたかな~
では、なんか中途半端だけど旅の様子は後編にて。
▼後編はこちら