さて、UTMFレポ最後はもろもろの振り返りをしておきたいと思います。
レース運びは渋滞が長すぎた(その予測が甘かった)ことをのぞいて順調でしたが
装備やエイドの過ごし方などなど、反省点は多いので
来年のためにも記録しておきたいと思います。
▼時系列のレポートはこちら
▼いちおう、相方のブログはこちら
▼神サポーターネムさんのブログはこちら
私たちが走っている間にここまでしてくれていたのかと
感謝しかないです・・・
補給
エイドでの補給はしっかり食べられたのでOK。
渋滞も長くてあまりオーバーペースになることもなかったので
(もうちょっと攻めるべきだった気もするが)
胃腸のトラブルはなかった。
渋滞によるスローペースでMETSが7までいってない可能性もあるが
体脂肪の利用効率は少し上がっている気がする。
翌日の筋肉痛もなし。補給は十分だったと思う。
よかったのはサポートエイドでの食べ物。
おにぎり、カレーメシなど、ごはんものを中心にしっかり食べた。
腹持ちがよくてお腹がすいたと感じる頻度が、いつもより少なかったと思う。
精進湖でカレーメシ食べてて驚かれたけど、エネルギー高いし、カレーって元気でるし
カレーメシ、最強!(このシリーズ、好きです)
失敗したのはエイド間の補給。
固形物を、と思っていたけど走力があがって走れる部分が増えて
固形物食べるの面倒、きつい、、となってしまった。
エイドで固形物、エイド間はジェルでつなぐ、がいいのかも。
エイドの過ごし方
これはネムさんのブログにある通り。
サポートエイドの滞在時間が予定よりかなり長くなってしまった。
やることリストはざっくり決めていたので抜け漏れはなかったけど
食べながら、着替えながら、ドリンク補充しながら
当たり前だけど手は2本しかないので、
もっと厳密にやるべきことの順番、サポーターとの役割分担を考えておかないと
意外と時間がないことに気づいた。
トップ選手なみのピットインは必要ないけれど
最低でも20分くらいでエイドは出たいところ。
もたもたは厳禁。相方の教育含め、ここは次回に生かす!
レース運び
亀さん戦法(スローだけど、休まずコツコツ、どこまでもイーブンで)は
100マイルを走るうえで間違ってなかったし、忠実に再現できたと思うけど
やっぱりもう少し前半つっこむべきだった。
渋滞は予測していたけど、まさか50㎞すぎても渋滞に巻き込まれるとは思ってなかったし
得意の山岳区間でハイキング状態だったのは痛い。
渋滞=行動時間の増加 なので
余分に時間がかかる分体力も消耗するし、
停滞による体温低下は低体温の危険にも余分にさらされる。
(それも含めてのマネジメントなんだけど)
粟倉の到着があと15分速かったら全然世界が違ったみたいなので
もう少し平地のスピードを強化して前半突っ込めるようにしたい。
装備
装備については反省点が多々。。
グローブ
今回は防寒用のフリースと薄手のもの、指なしのもの3タイプ用意したけど
雨を想定するならば「防水性の高いもの」が必要だった。
おそらく今回のコンディションであれば防寒テムレスが最強だったと思う。
寒かったからフリースはよかったけど、
雨が降ってきたら一瞬で浸水して悲しかった。。(濡れたフリースは冷たい)
レインウェア
レインも2種類用意した。
防寒用のAnswer4のネオシェルと耐水圧が高めのカムレイカジャケット。
失敗したのは、カムレイカの撥水加工を怠っていたこと。
一瞬で水が浸みてきて悲惨なことになりました。
ネオシェルはまだ新しかったので大丈夫でしたが
耐水圧は高くないのであと1~2時間雨にあたっていたらこちらもアウトだったと思う。
ここまで雨が降るとやっぱりゴアテックスがいいのかなぁ。
まだまだ研究が必要です。
シューズ
シューズはサロモンのSpeedCrossPro2でいきました。
マッドすぎるコンディションには最強。田植え状態の路面でも安心して進めた。
念のためゲイターもしていたけど、ゲイターは大正解でした。
プロシリーズは日本ではもう入らないみたいですが、
マッドなコンディションにスピードクロスはかなりよいです。
パッキング
忍野で気づきましたが1つ致命的なミスが。
ザックの中身は、すべてジップロックなど防水の袋に入れること!
忍野でザックをあけてびっくり
中がぜんぶびしょぬれでした…(当たり前)
防水のザックだったとしてもファスナーなどから雨は侵入するので
防寒着やライトなど濡れたら困るものは必ず防水バックに!!
というわけでいろいろ収穫の多いUTMFでした。
100マイル、次チャレンジしたらいけるかも…!
そんな自信にもつながった今回のUTMF。
年内にまた100マイルにチャレンジするかは未定ですが
また一歩ずつ、コツコツと頑張っていきます。