12月22日 くもり
亀さんランナー100マイラーへの道。
最終章に向けて着々と準備を進めております。
先日は第1回目の試走に行ってまいりました!
名づけて「UTMFエクストリーム試走」
105㎞地点の道の駅富士吉田からゴールの大池公園まで約65㎞。
企画してくれたクラブのメンバーに感謝です。
当日は深夜スタートのためあまり写真がありませんが
過去に同じ区間を走ったときの写真とともにご紹介したいと思います。
当選したぜ!という人の何かの参考になれば幸いです。
コース
スタート:道の駅富士吉田
ゴール:河口湖大池公園
全長約65㎞ 累積標高約3600m
道の駅富士吉田ー忍野エイドー大平山ー石割山ー山中湖きららー山伏峠ー石割山ー
二十曲峠ー杓子山ー富士吉田エイドー霜山ー河口湖大池公園
温泉:開運の湯
行動時間は休憩含めて約16時間30分。
本番は100㎞を超えてこの区間を進むことになるので、1.2倍くらいかかる想定かな?
STYで18時間30分だったので、38~40時間くらいでゴールできたら御の字かなぁ。
コースのポイント
道の駅富士吉田ー忍野エイド
この区間はロードが多い!とだけ認識してましたが、そうでもない。
鳥居地峠に向かう林道を途中で左に折れて尾根に入る分岐で1回ロスト。
ここは通常登山道ではない部分を道にした感じで、本番も間違えないように注意が必要。
鳥居地峠から忍野エイドまではロードでくだります。
忍野エイドー山中湖きらら
忍野エイドからしばらくは河川敷のような砂利道。
単調なので眠くなりそう。
この日は深夜3時くらいだったので案の定眠くなりました・・・
大平山へののぼりは幅の広い林道。ここも単調で眠くなる。
当日は一晩明けて昼間の通過。集中して進みたいところ。
石割山の山頂はこんな感じ。
大平山から嫌な感じの木段をくだり、少しアップダウンを繰り返したのち
最後にぐっと急になります。
ロープが出てきたら山頂はすぐそこ。
山頂を右に折れて急なくだりを15分ほど進むと神社があります。
ロープやはしごが続くので、集中して安全に降りたい(渋滞作りそう…)
はやい人はばばっと下れるんだろうけど、
当日はここまで約120㎞を進んでいるので安全第一に。
神社を過ぎたら林道とロードを数キロ進むと山中湖きららに到着です。
この区間はそこまで大変ではない印象。
でも、きららから富士吉田までがとんでもないので、できるだけ脚を温存したい。
山中湖きららー二十曲峠
きららからまず目指すのは明神山(鉄砲木の頭)
直登するので、地味にきつかったです。
おまけに足元は火山灰のような砂地。
めちゃくちゃ懐かしい写真が出てきました。(2年前)
晴れるとこんな感じで富士山がとってもきれいに見えますよー!
明神山から山伏峠はアップダウンの繰り返し。
途中の切通峠までは気持ちよくくだれますが、そのあとは丹沢っぽい急登・急降が何度か。
1つ1つの距離は短いけど、角度が急なので脚が削られそう。
木のはしごののぼりが出てきたら山伏峠は近いです。
山伏峠から石割山分岐までの区間は左右が切れている箇所があります。
疲労もかなり蓄積しているので、焦らず慎重にいきたいところ。
2回目の石割山はピークをふまず、山頂直下の鉄塔を右に折れます。
石割山からのくだりは2年前はぐずぐずのどろどろで難儀しましたが
土嚢がしっかり積んでありとても歩きやすかった。
整備してくださったみなさんに感謝。
ゆっくり(ため息つきながらちんたら)走って20分ほどで二十曲峠。
二十曲峠ー富士吉田エイド
二十曲峠から立ノ塚峠まで約2.5㎞
ここはゆるやかなアップダウン(といっても130㎞超えたら地味にきついはず)
途中「加瀬山」という小ピークを越えると尾根が右に折れます。
加瀬山を越えれば立ノ塚峠はすぐそこ。
立ノ塚峠から、杓子山への本格的なのぼりがはじまります。
みなさんご存知、杓子山へののぼり。
距離は全然ありませんが、当日は深夜になるので集中して進みましょう。
かなり高度感があります。左右も切れ落ちているので、滑落注意。
岩場をのぼり切ったところが「子の神」。
杓子山より高い場所にありますが、ここから杓子山まではまだ残り数百mあります。
いつまでたっても着かない杓子山。笑
偽ピークが5つくらいあるけど、心を落ち着かせて我慢、がまん。
当日は夜だし、試走の日もガスってて何も見えなかったけど
杓子山からの富士山はとっても美しい。晴れたら富士山のシルエットが見えるかな?
杓子山から富士吉田エイドは、ほぼのぼりかえしのないくだり。
トレイルの急なくだりがCTで1時間、その後林道が約3㎞、ロードが約3㎞。
50㎞走った脚で、休憩込み2時間弱でした。
富士吉田ー大池公園
さあ、ここまできたらゴールはもうすぐ。残り約12㎞。
なんですが・・・ラスボス霜山がとんでもなかったです。笑
約4㎞だらだらとしたのぼりが続きます。
単調、終わりが見えない!とにかく長い!!
おそらくここを通過するのは2日目の夜なので眠気との戦いになりそう。
鉄塔を3本超えて少しくだりになる部分で約半分。
トラバースの細い道になったら山頂につながる尾根はもうすぐ。
そして尾根に出てフラットになれば山頂はすぐそこです。
山頂からは走りやすいくだりでした。
河口湖が見えたら長い長い湖畔を走ります。
STYも湖畔が長かったけどUTMFもしかり。
湖畔に出てから3㎞くらいあったかな…?
最後に河口湖大橋をウィニングランして、感動のフィニッシュ!!
なんとなーく後半イメージできましたでしょうか?
個人的には今年のSTYを走っているので
STYのあとにこれかぁ…という感じ。
130㎞からが本番とはよく言ったものできららからの30㎞がかなりタフな印象でした。
ゆっくり歩いているとかなり時間がかかってしまうので
効率のよい動きを身につけて、最後までくだりや平地は走れるようにしておかないと。
さて、明日から冬合宿。
残り4ヶ月間、1回1回の練習を無駄にしないよう準備していきます★