5月3日 晴れ
STYから1週間。
余韻冷めやらぬ中、疲労も抜けてきたので山行ってきました。
どうせならGWらしいことしたい!!
ということで憧れだった箱根外輪山1周50㎞(通称:ガイリーン)にチャレンジ。
92㎞も走ったのにまだそんなに走るんかい、というつっこみは聞こえないことにして…
無事コンプリート!
非常に刺激的な50㎞でした。
コース
スタート:箱根湯本
ゴール:箱根湯本
全長約48㎞ 累積標高約3300m
箱根湯本ー浅間山ー鷹巣山ー元箱根ー三国山ー金時山ー明神が岳ー明星が岳ー塔の峰ー箱根湯本
荷物:箱根湯本にロッカー多数(休日は埋まっている可能性あり)
温泉:箱根湯本に日帰り温泉多数
うわさに聞いていた箱根外輪山。
完全になめてました。めっちゃきつい。
特に芦ノ湖スカイライン沿いに走る西側の稜線がながーい…
ひたすらに続くアップダウンにココロが折れました。
「前半だらだらっとのぼって、あとはほぼフラットで気持ちよく走って
金時山からは下り基調でしょ?」
と言っていた自分を呪いたい。ごめんなさい。なめすぎです。
見えてる山1つ1つご丁寧に全部なぞります。
高低図を見ておわかりのとおりアップダウン多すぎです。
全然フラットではありません!w
かなりまじめに走って11時間30分ほどかかりました。
10時間でコンプとか言ってる人、神だわ。
これからチャレンジしたい方のために、コースの特徴などを記します。
コースの特徴
箱根湯本ー元箱根
謎にスタートを深夜1時にしたのであんまりよくわからず。
タヌキが走ってたり、フクロウがでかい声で鳴いてたり
ただただ怖かったw
あと、芦ノ湖周辺は風が強すぎて死にそうでした。
(寒すぎてリアルに銀紙が登場するかと思った・・・)
写真も1枚だけありますが、どこの写真だかすらわからない…
比較的ゆるいのぼりで道幅も広く、走りやすかったような気がします。
がつっと標高が上がるわりには、そこまできつく感じませんでした。
元箱根にセブンイレブンあり。
お玉ヶ池の脇の道は増水のため通行できませんでした。県道を迂回します。
次からは始発で行って早朝スタートにしよう(眠いだけでいいことないw)
元箱根ー金時山
先ほど出てきた西側の稜線エリア。
芦ノ湖、富士山、駒ケ岳などなど、景色は抜群にきれいです。
先述のようにひたすらにアップダウンが続くので地味に脚がけずられます。
そして、金時山がとても遠い・・・
途中、山伏峠にレストハウスがあります。
(やっと着いた・・・)
金時山では疲れすぎてカレーうどんを食べました(まさカリーうどん800円)
うわさには聞いていましたが小屋のおばちゃんがトレイルランナーLOVE
私たちを見るなり
「1周してんの?」(なぜわかった・・・)
「これあげる!好きなだけ食べてね!」(大量のあまなつ)
「あとこれも持っていって!」(塩あめとハッピータン)
「こないだルイくんがここで撮影してね、これ送ってくれたの!」(上田瑠偉選手のポスター登場)
「これが鏑木さんので、あれは石川さんね!」(トレラン選手のサインがいっぱい)
おばちゃんのトレラン愛が止まらないーーー!!
とてもほっこりした時間でした。
トレイルランナーのみなさまは、ぜひ。金時山茶屋の方です。
金時山ー箱根湯本
さて、残り18㎞。
ここからはゴールに向けて徐々に高度を下げる…のですが!
またまたご丁寧に1つ1つの山をなぞっていくので直登・直降のオンパレード。
(鞍部から見た明神が岳方面。ピークはもっと先でここからは見えない)
あれ今からのぼる・・・?という景色の連続。いっこうに高度が下がらない!
道はきれいに整備されていて走りやすかったです。ランナーも多め。
笹のトンネルを走り抜ける感じはなんとも気持ちよい!
この日はお天気もよく、あちこちで富士山をおがめました。
(明神が岳は風が強めなのでいろんなもの飛ばされないように注意!)
くだりもかなりの傾斜なので転倒・滑落に注意。
わたしは相変わらず文句ぶーたれながら歩きましたw
ため息100回くらいついたわ・・・
トータルで13時間・行動時間11時間30分(途中2回の休憩と1回の仮眠)。
時計回りの方が難易度が低いと言われますが
走ってみた感じ、ランナーの特性にもよるかな?と思いました。
わたしの場合急なくだりが苦手すぎるので
明星が岳からの急な長いくだりは非常に難儀しました。(もはやハイキング)
最後にこれがやってくるのは非常にきつい。
逆にのぼりは得意なので
反時計回りで最初がつっとのぼって最後緩やかに高度を下げる方が
楽しく終われてよいのかな~なんて。(気がするだけよね、きっと)
今度反時計回りもやってみよう。
これから夏に向けてライトなしで長くトレランを楽しめる季節になります。
実力試しにガイリーンチャレンジ、いかがでしょうか?