3月4日 晴れ
3月なのに気温23度・・・
灼熱の静岡マラソン、走ってきました。
亀の甲羅が干からびて割れそうなくらい
直射日光の海岸線ロングストレートがきつすぎましたが
なんとか生きてゴールできました。。
記録:4時間17分32秒(ネット)
サブ4をねらっていましたが、見事に撃沈。
駿河湾に沈みました・・・
そう簡単にサブ4できるほど、フルマラソンはあまくない。
キロ6のイーブン。涙
途中海岸線で死にかけて若干失速。
タレましたが、最後2キロ持ち直して気合の5分30秒でゴール。
まぁこれが今の実力なんだ。
振り返り
よかったのは最後まで粘って走れたことと
給水以外は歩かなかったこと。(いちご食べればよかったな…)
急激な気温の上昇に体が適応できなかった、とか
最後尾Fブロックでスピードに乗れるまでに時間がかかってしまった、とか
いっぱい抜かすのに疲れちゃった、とか
外に原因をあげようと思えばきりがないけど
それは誰も得しないし、何より自分のためにならないので
今回はいろんな角度からレースを振り返ってみたいと思います。
心拍数
今回の平均ペースはキロ6分。
サブ4の設定より、20秒遅い。
フルマラソンはいかにLT値以下で速く走れるか、が一番重要。(と私は思っている)
エリートランナーはもうちょっと高い強度で走るようだけど
そうなると必死の形相で楽しむ余裕がなくなってくるので
「最後まで笑って楽しく」となるとやっぱりLT値以下がいいと思う。
LTとは乳酸が筋肉中に蓄積しはじめる運動強度のこと。
LTの運動強度を超えると、心拍数、血圧、呼吸数、いろんなものの上昇率があがる
つまり、体感的にきつくなり、長時間動き続けることが難しくなる。
(正確なもう少し細かいところは、いったんおいておいて)
練習の感じだと、私のLTはだいたい5分20秒くらい。
心拍数は168前後。
そのスピードを超えると呼吸がきつくなって、ペースを維持するのが大変になる。
だから、5分40秒で走り続けることは十分可能だと思ってた。
でもそれはコンディションがよければの話。
今回は気温の上昇より心拍数も上がり、キロ6分で165まで上がってしまった。
もう少しスピード上げようと思えばできたかもしれないけど
この心拍数を見ると、これ以上スピード出してたら後半ひどく失速しただろうな。
急な気温上昇に対応するには
あと少し、スピードの余力が足りなかったってことだ。
スピード
じゃあスピードを上げるにはどうしたらいいか。
スピード = ピッチ ✖ ストライド
ピッチを上げるか、ストライドを伸ばすか、その両方か。
それ以上でも、それ以下でもない。
ということで事前に計算して
ピッチ185 ✖ ストライド95 ≒ キロ5分30秒
これを維持できるように意識してたんだけど
途中から暑すぎて朦朧として脚を前に出すので精一杯。
無心でなーんにも考えなくてもせめてピッチだけは185以上になるように
普段のジョグからもう少しピッチあげるようにしないとな~
にしてもわたしより練習量少ないこの人が目標達成なんて悔しすぎる!w
今後の課題
いろいろ振り返った結果、次のテーマはこちら。
・ベースのスピードをもう少し上げるためにストライドを伸ばすこと
・何も考えず185~190のピッチを刻めるようにすること
・↑の2つをLT値内(心拍数160以内)でできるようにすること
少し課題が明確になってよかった。
いろいろ反省はあるけど、ここまで練習してきたことは無駄ではないし
勝田からの1ヶ月で1キロあたり15秒縮められたのはよくがんばったと思う。
次のフルマラソンは10月富山(予定)
ここからトレランシーズンに入るのでしばらくはお山にこもりますが
次こそサブ4達成したい!
亀さんランナーサブ4への道は続く・・・