しばらく間があいてしまいましたが、武尊の振り返りの続きです。
前半の武尊山が大ボスかと思いきや
このゲレンデ巡り区間が地味にきつかった。
120に出るとしても、剣が峰、武尊山をクリアして安心はできません…
きつかった記憶はかなり薄れてますが
写真とともに記憶を思い起こしてみたいと思います。
▼前編はこちら
A3武尊牧場ーA4片品高原スキー場
この区間は13km。
うわさに聞くゲレンデ巡り区間です。
武尊牧場から気持ちのよい林道を5キロほど下ると・・・
きたーーーーーー
本日2本目のゲレンデ。尾瀬岩鞍のスキー場。
なんか写真で見るとそうでもない傾斜に見えるが・・・
顔が物語る。悲壮感MAX。
ひとりでぶつぶつ文句を言いながらもくもくと前に脚を進めます。
のぼったらのぼった倍の距離を下る。
傾斜はのぼりもくだりもほぼ同じ。
スキー場の直降でこの傾斜はなかなか脚にくる。
下りきったらとなりの片品高原スキー場のゲレンデに案内され
でた。本日3本目のゲレンデ。
こっちのが急。
まだ半分来ていないのにまわりの悲壮感がはんぱない・・・
このあたりから120のトップ集団が後ろからきて励ましてくれました。
力強いのぼりはさすがだったなぁ。
で、またのぼった分の倍をくだって
A4片品高原スキー場のエイドに到着。14時。
ここまでで30km。まだ半分終わっていない。(こわ
ゲレンデなので傾斜はかなりありますが
テクニックは必要ないのでわりと時間はまけました。
何も考えずただ黙々と脚を前に進めればいいので
根性さえあれば特に問題ない区間。
でも、終わらないゲレンデにめげない精神力が必要かも。
もぐもぐ。食べ過ぎの件w
今回も胃腸トラブルはなし。
ここに限らずエイドの食べ物はかなり充実していて助かりました。
このエイドはFunTrailが運営していて
知り合いがたくさんいて元気をもらった!
おっくんもいて、ちゃっかり写真撮ってもらった~(うれしい
A4片品高原スキー場ーA5オグナほたかスキー場
ここから個人的には一番きつかった区間。
中間地点にウォーターステーションがありますが、A4~A5は16km。
まあまあ距離が長いうえに、ゲレンデではない急登に苦しんだ・・・
エイドからしばらくは林道とロードを4~5km
ほぼフラットなのでしっかり走れます。
ここでそのあとの高低図を見ると、大きなのぼりが3回ほど。
ここも全部ゲレンデなのかと思っていたら大間違いでした…
ご覧のような裏山を耕した系の登山道ではない道をしばらくのぼらされます。
見た目ほぼ垂直w実際の体感もほぼ垂直ww
こんな感じのが3回くらいあった、かな。
この辺から120の選手が後ろからいっぱいきて
あっという間に先に進んでいきました。
女子のトップ集団にも抜かれました。みなさん華奢なのにほんとすごい。
この辺は終わらない急登にいらだちがひどくて
(さっきのゲレンデでもいらだってたけど)
とにかく無言で脚を動かし
たまに山に向かって吠えて気を紛らわしたw
同じようにほぼ垂直なくだりを下りきったら
ウォーターステーションの十二様に到着。16時10分。
ここでやっと中間地点。モウカナリオナカイッパイデス・・・
ここからまたしばらく林道を進むと(ここは気持ちよく走れた)
本日4回目のゲレンデ。
ゲレンデはこれが最後。アスファルトなのが不幸中の幸い。
すれ違う120の選手が声をかけてくれて(若くてかわいい女子だから?笑
元気が出ました。
50km以上走ってきてあの余裕はやっぱりすごい。尊敬。
似たような写真ばかりですみません。(実際にたような景色ばかり…
最後は例にもれず急なゲレンデをくだって
A5オグナほたかスキー場に到着。ほぼ予定通り、18時15分。
ここでちょうど日が暮れた。
A3~A5は林道やロードでつなぎながら
ひたすらゲレンデをめぐってのぼっておりる修行のような区間(約30km)
でも、武尊山のようなテクニカルな部分はほぼないので
黙々と脚を前に出せる精神力があれば
特に難儀はしないんじゃないかなぁ。
振り返り
A3~A5のゲレンデ巡り区間はほぼ予定していたCT通り。
A4~A5の裏山を耕した部分ではスピードが出せないので
比較的フラットなロード&林道をしっかり走れたのがよかったかな。
あとはどのエイドでもしっかり食べたこと。
A3:うどん、バナナ1本、ジェル
A4:コーンスープ、バナナ1本、ジェル、オーチャードバー
A5:豚汁、おにぎり、バナナ1本、ジェル
エイド間は1時間に1回ジェル。
補給は今回もうまくいった。
日頃から食事にも気を付けているので、今回も胃腸トラブルはなし。
ここ最近、マフェトン理論にならって糖質カットをしていて
ガス欠になるタイミングが走っていてわかるようにもなってきた。
これについてはまた書きます。
とにかく、忍耐の区間だったけど
めげずに黙々と淡々と(ほえながらも)あきらめずに進めたのが
予想以上の後半の巻き返しにつながった気がする。
時系列に振り返ったらかなりのボリュームになってしまったので
中編はここまで。
後編はA5~フィニッシュのナイト区間について書きます。
▼後編はこちら