DAY3 8月12日 雨のちくもり
最終日3日目。
起きたら案の定、雨。
この3日間、残念ながら朝やけやご来光は拝めませんでした。
また来よう。今日は無心におりるだけ。
となかばなげやりな気持ちで3日目スタートです。
DAY3 切合小屋ー三国小屋ー上ノ越ー弥平四郎登山口ー弥平四郎
約14km 累積標高約500m
切合小屋ー三国小屋
2日目に引き続き視界が5mくらいなので
この区間も特記事項はないのですが
晴れたら飯豊の稜線がばーっと見えるらしい(見たかった…)
1ヶ所はしごがありました。
連日の雨ではしごも岩も濡れておりちょっと危なかったです。
どや顔ですけど
こういうときはポールをしまうのが正解ですね。
切合小屋から三国小屋までは1時間弱で到着。
のぼったりくだったりを繰り返すのであんまり高度は下がりません。
三国小屋ー弥平四郎登山口
この区間が非常に難儀でした。
高度が急激に下がり路面が変わってきます。
道も稜線から樹林帯になり
晴れていればふかふかの腐葉土ゾーン。
なんですが
連日の雨によりずるずる、どろどろの腐葉土と
滑りやすい木の根、岩
危険極まりなく3回ほどすべってこけました。
こけてしょんぼりの図。
ここまで無傷できたので最後の最後でこけたのは悲しい
しかもこけた時にポールのつきどころが悪く
まがった・・・
今回の旅で初めて使ったポールが
まがった・・・
はい、ポールが曲がったのもあわせてしょんぼりの図です。
くだりでも活躍してもらう予定だったのですが
折れたらもっと悲しいと思い、このあとすぐしまいました。
靴のグリップもまったくきかずかなりきつかった。
この区間は4kmほどで一気に標高を1000m以上おります。
路面のコンディションも悪くてCT100%の時間がかかりました。
弥平四郎登山口ー弥平四郎
さて、ここまできたらゴールはもうすぐそこ。
ですが、ここから私たちの山旅恒例のあれがはじまります。
そう、激走!弥平四郎
さきほどの区間で予想以上の時間を要したため
登山口に到着したのは10時10分(予定では9時20分着)
11時にお迎えのバスを予約しているため
残り4.5kmをなんとしても50分で進まなくてはいけません。
のんびり歩いていたら間に合わん(涙)
ということで走りました。
激走!弥平四郎!
(うちのカメラマン優秀。笑)
どこぞのアドベンチャーレースかと思うような疾走感。
アブの襲撃にはじまり
急登を超えて、暴風雨に耐えて
ずるずるの急坂を下り、最後は林道を激走。
なんとも私たちらしい。
どうしようもなさにダーーーと叫んでみたものの効果なし#飯豊連峰 #アブの襲撃
途中再びアブの襲撃にあいながらも
約7キロの荷物を背負ってキロ7で走破。
10時45分に弥平四郎に無事に到着。
間に合ったーーーー!
アブの襲撃により達成感はどこかにいきましたが(苦笑
無事に踏破できてよかったです。
温泉に入ってさっぱり。
ちなみにロータスインという温泉
駅からタクシーで5分ほどですが、お肌がつるすべになりました。
400円でさっぱりできます。
というわけで今回の山旅も無事に終了。
エスケープルートも少なく、天候も悪かったので
春の奥秩父よりレベルの高い山行になりましたが
なんとか乗り切ることができました。
山小屋に泊まることも慣れてきたので
次はテント泊に挑戦してみようかな~
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