DAY1 5月3日 晴れ
長い旅のはじまり
新宿から電車とバスにゆられて4時間強
スタート地点の瑞牆山荘に到着。
10時30分ごろスタート。
DAY1 瑞牆山荘ー金峰山ー大弛小屋 11km D+1200m
(まだ元気があまってる)
金峰山へ
金峰山へはコースタイムで4時間10分。
標高は1000mほどあがります。
しばらくこんな感じの苔むした雰囲気のよい森の中。
こだまが出てきそうなもふもふの苔たちにテンション上がる!
・・・のもつかのま。
雪・・・
しかも思ってたより多い・・・
ここで、すべりまくって危なかったのでチェーンスパイクを装着。
こんなにはやく雪装備を使う日が来るとは。
トレランシューズにもすんなり装着できました。
ちゃんと歩けるのか少々不安でしたが、意外と普通。
さくさく楽しい!!
ただ、地面に対してまっすぐ歯がささらないとずりっといくので
まさに「地面にひっかかる感じ」を練習するよい機会になりました。
そんなこんなで山頂はもうすぐ。
金峰山頂
最後は岩の稜線をのぼります。
むこうに見えているのが金峰山のシンボル、五丈岩。
(岩と雪のミックスで難しくて困ってる、の図)
2500mを超えると見たことのない景色が広がっていて
よく見る登山番組のような世界が目の前に。
感動しながらしばらく進むと山頂に到着。
(完全に雪山登山)
山頂は360度の大パノラマで
遠くの美しい山々が。
やっぱり奥武蔵の山とはスケールが違う(2回目)
こんな世界があったなんて・・・これははまりそう!
(山頂左手に富士山、右手に南アルプス)
大弛小屋へ
山頂を超えれば、1日目の小屋はもうすぐ。
だと思ったのは大きな間違い。ここからが大変すぎた。
(大きなおしり、すみません)
はまる、はまる、あぁ・・・
これが踏みぬきというものか。
はまりぐあいを見ておわかりのとおり、積雪は80㎝ほど。
トレース上を慎重に進んでも少し外れただけでずぼっと・・
でも、1日目は距離も短く元気もあまっていたので
雪のダンジョンだねー、なんてはしゃぎながら
ドラクエ的なノリで、前方に次々と現れる登山者たちをかわし
(注:マナーは守っています)
金峰山から1時間40分ほどで到着。
街は春でも山は冬、とはよく言ったもので
事前に調査はしていたものの
「雪山は体力を使う」ということが身にしみてわかりました。。
いい姿勢とか、重心のコントロールとか
すべて記憶のかなたに忘れさられるほど
雪に翻弄された1日目。
2日目、さらに雪に苦しめられるなんてこのときはまだ知らず。
この日はおいしいすき焼きを食べて就寝。
~DAY2へつづく~
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