亀さんランナー100マイラーへの道

亀さんランナーが走ることについてあれこれ考える日記

【レースレポート】トレニックワールド彩の国100km②ー水分・塩分編

じわじわとくる達成感

2日経ってもやっぱり30時間も動き続けられた自分が信じられない

なぜあんなにテンションが高かったのかも不思議。

ということで、

レースを今回の成功要因とともに振り返ってみたいと思います。

まずはNorthステージから。

Northステージ①

序盤の戦略はとにかくマイペースで。

誰と競うわけでもなく自分との戦いなので

いつもは抜かれるとなにくそと思って

ついペースを上げたりするけど、それもなし。

f:id:haluka0514:20170523213027j:image

(離されてもあわてない)

それによりA1くぬぎ村体験交流館の通過は

後ろから10人目くらい、ほぼ最後尾。

まぁでもゴールできれば順位はなんでもよいので

ここで無理にペースアップをしなかったのは

あの暑さの中で正解。

 

全行程の中でいちばん暑さがこたえたのは

Northの前半、慈光寺までのロードののぼり

照りつける日差しがきつくて、わりと消耗した。

ここでの水分と塩分の補給がうまくいったのは

まず1つ目の成功要因。

 f:id:haluka0514:20170523215856j:image

(慈光寺まで最後の階段。角度が異常)

水分と塩分の補給

塩分補給って軽視しやすいですが

実はエネルギー補給より大切だそうで。

ハンガーノックは補給で復活できるけど

塩分不足による低ナトリウム血症は復活不可能」だと。

(ベスパ齋藤氏より)

それを知ってからは塩は必需品。

塩熱サプリもいいんですが

コスパ的にも塩タブレットが絶対に優秀。こいつ。ちょっとでかい塩。

 f:id:haluka0514:20170523231437j:image

なぜかというと、以下の重大なことに気づいたのです。…

理論上は

失われた水分量×0.3〜0.9%(汗の塩分濃度)=失われた塩分量

なので、500mlの汗をかいたら

水500mlと塩1.5〜4.5gの補給が必要。

で、塩熱サプリ100g中には塩2.75gだそうで

塩熱サプリは1袋あたりは24粒(30g)なので

ん?

500mlの水に対して塩熱サプリ1袋以上(!)

そんな食えんわ。笑

というわけです。

100kmともなると塩熱サプリ10袋くらいいるんじゃ・・・

 

これに気づいて塩に変えてからは脱水やトイレが近いといった

水分に関するトラブルがほぼなくなりました。

今回もこの気温にもかかわらず

各エイド間で水約1リットルであまるくらい。

水足りない事件もなく

トイレを探し求めることもなかった。

(レース中にトイレ3回しか言ってない)

脱水になりかけて水をがぶ飲みすると必ず下痢するので・・・

みなさまもぜひおためしを。コスパも最高!

 

(これ1箱で100kmなら2~3回分いけるんじゃないかな)

 

そんなこんなでトラブルなく4分の1が終了し、Northの核心部に突入。

f:id:haluka0514:20170523230445j:image

試走のときに苦戦した笠山と

うんざりするほど続く峠越えに挑むんですが

ここからかねてから練習してきた「いい姿勢」がフィーバーして

怒涛の追い上げを見せることになります。笑

 

つづきは③ー効率のよい動き編にて

www.getready-getset.com

 ----------------------------------------------------------------------------------------------------

▼過去のレポートはこちら

①ーまとめ編

www.getready-getset.com